アルフェホワイトの詳細・口コミ情報
アルフェホワイトは大正製薬から販売されていたシミの第三類医薬品です。
「されていた」という言葉の通り、現在ではアルフェホワイトは販売されていません。
2003年に発売されたアルフェホワイトですが、成分の含有量を見るとそれ以前から販売されていた元祖ハイチオールCに成分含有量が負けています。
価格はそこまで変わらないので、売上が上がらずに販売を中止したという流れでしょう。
アルフェホワイトは一体どのような成分構成になっていたのでしょうか?
アルフェホワイトの成分や値段などをチェックしました。
アルフェホワイトの特徴
すでに販売されていないアルフェホワイト。現在、大正製薬で販売されている「アルフェシリーズ」に錠剤はありません。全てがドリンク剤で、シミへの効果はありません。
アルフェシリーズのドリンク剤は3種類販売されていますが、どれにも「鉄分」「ビタミンB2」「ビタミンB6」が共通して含有されています。美容効果もあるでしょうが、どちらかというと女性のための健康ドリンクといった成分構成です。
現在、大正製薬ではシミ消し薬と呼べるような薬は販売されていません。美容ドリンクなどは販売されていますが、そのどれもが肌のハリや女性ならではの不調に対抗するための成分を取り入れた物ばかりです。
大正製薬はシミ消し薬の販売から撤退したようですね。アルフェシリーズのドリンクは毎日の生活に取り入れやすく、貧血気味の女性には効果的です。シミ以外に日々の疲労感や貧血にお悩みの方は生活に取り入れてみてください。
アルフェホワイトの成分
6錠中
L-システイン 80mg
アスコルビン酸(ビタミンC) 100mg
塩酸ピリドキシン(ビタミンB6) 2mg
パントテン酸カルシウム 8mg
シミ消し薬について少し知っている人であればこの成分構成を見てすぐに「頼りない」と気付くでしょう。全体的にどれを見ても、成分の含有量が少なすぎます。同じ成分構成のシミ消し薬であればハクビCホワイトがありますが、そちらの方が成分の含有量がかなり多くなっています。
L-システイン
L-システインにはシミを淡色化する効果があります。シミを消す効果がある第三類医薬品のほとんどにL-システインが配合されているほど、信頼度の高い成分です。
アルフェホワイトには80mgのL-システインが配合されています。現在では240mgのL-システイン含有商品が多数発売されていますので、この含有量はかなり少ないと言えるでしょう。
アスコルビン酸(ビタミンC)
アスコルビン酸はビタミンCの原末です。ビタミンCを薬に含むために多用されているのがアスコルビン酸と呼ばれる粉末なのです。
ビタミンCにはさまざまな効果がありますが、その期待できる効果の中の1つに黒色のメラニンを淡色化するというものがあります。これはL-システインと同じ効果ですね。
しかし、ビタミンCはL-システインのようにまっすぐシミの淡色化のために働きに向かうのではなく、さまざまな臓器で健康のために消費されてしまいます。そのため、アルフェホワイトの100mg程度の含有量では、ビタミンCによる美白効果はかなり低いでしょう。
塩酸ピリドキシン(ビタミンB6)
塩酸ピリドキシンはビタミンB6を摂るための薬です。ピリドキシンという名前が付いている成分は他にも見かけられますが、この名前が付いている物は基本的に全てビタミンB6です。
ビタミンB6は水溶性ビタミンの1つ。皮膚や粘膜の健康を維持する効果以外に酵素の働きを助ける補酵素の働きもしてくれます。水溶性で体に留めておけない性質であるため、毎日摂取する必要があります。
パントテン酸カルシウム
パントテン酸カルシウムはビタミンB2の摂取を目的としています。栄養素としてはビタミンB群の仲間なので、上記のビタミンB6同様、補酵素として働きもしてくれます。
それ以外にも、ビタミンCの働きを助ける効果があるとも言われています。パントテン酸カルシウムがシミ消し薬の準レギュラー成分として配合されているのをよく見かけるのは、ビタミンCの効果を助け、美白効果を期待したものになります。
その他の添加物
アルフェホワイトでは、薬効を期待した成分は上記の4つになります。それ以外、以下の添加物が含まれています。
セルロース、トウモロコシデンプン、ヒドロキシプロピルロース、ステアリン酸Mg、ヒドロキシプロピルメチルロース、白糖、乳酸Ca、マクロゴール、酸化チタン
特に副作用の心配があるものはないので安心して服用してください。
成分についての評価
ハクビCホワイトと同じ成分構成で、この含有量の少なさは、ひと昔前のシミ消し薬といった感じですね。ひと昔前であればこの成分構成でもそれなりに手にした人がいたかもしれませんが、現在ではさまざまな成分が多く含有されている薬が販売されています。
そうした他のシミ消し薬と比較すると、この成分はかなり「しょぼい」です。サプリメントを飲んだ方が効果的かもしれません。
アルフェホワイトの効果・効能
- 次の諸症状の緩和:しみ、そばかす、日やけかぶれによる色素沈着。
- 次の場合の出血予防:歯ぐきからの出血、鼻出血。
- 次の場合のビタミンCの補給:肉体疲労時、妊娠授乳期、病中病後の体力低下時、老年期
効果・効能の表記は、同じ成分構成であるハクビCホワイトと同じ表記になっています。というよりも、この効果・効能の表記はシミ消し薬としては基本で、ほとんどの場合でこの表記になっています。アルフェホワイトは含有量が少ないので、他の薬と比較するとこれらの効果の体感はあまり見込めないでしょう。
アルフェホワイトの副作用・使用上の注意事項
商品販売ページには、以下の記載があります。
- 相談すること
- 1.服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性がありますので、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者にご相談ください
皮膚:発疹
消化器:吐き気・嘔吐、腹痛- 2.服用後、次の症状があらわれることがありますので、このような症状の持続又は増強が見られた場合には、服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者にご相談ください
下痢
少量であるとは言ってもL-システインが含有されていますので、それに関しての副作用が注意喚起されています。しかし、現在販売されているシミ消し薬では少なくても160mg、ほとんどのシミ消し薬で240mg含有されています。
それだけの量を摂取してもほとんどの人が副作用を発症しません。そのため、副作用に関しては心配せずに飲むことができたでしょう。
アルフェホワイトの価格・購入方法
アルフェホワイトの価格
180錠入り(1か月分):定価4,200円
1日あたりの価格:約126円
アルフェホワイトの購入方法
入手先:入手不可
現在では、アルフェホワイトを入手することはできません。廃盤となり、もう製造されていません。現在入手できるのはアルフェシリーズのドリンク剤のみとなります。
アルフェシリーズのドリンク剤はドラッグストアなどの栄養ドリンクコーナーで市販されています。一番グレードの高いアルフェネオには美容に良いローヤルゼリーが配合されていて、手軽に毎日の生活に取り入れることができるところが好評です。
しかし、アルフェネオは1本225円と少々割高な上に、シミには効果がありません。もし美容のために日々の生活にローヤルゼリーを取り入れたいというのであれば、もっとおすすめの商品があります。この下の評価でご紹介いたします。
販売終了
当サイト管理人の評価
オススメ度:☆☆☆
アルフェホワイトのオススメ度は★0です。この値段でこの成分構成は、現在のシミ消し薬と並べるとぼったくりのレベルと言っても過言ではないでしょう。4,200円出せば、もっと成分の充実した薬が手に入ります。
上で少し書きましたが、現在のアルフェシリーズのドリンク剤の最高グレードのアルフェネオにはローヤルゼリーが配合されています。ローヤルゼリーはとても美容・健康に良い成分なので、これを毎日飲めば肌がきれいになるのでは・・・と考えてアルフェネオを飲んでいる人もいるのではないでしょうか。
もしそうであれば、ロスミンローヤルをおすすめします。ロスミンローヤルはシミだけでなく小じわにも効果があるあらゆるアンチエイジングに効果的な薬で、中にはローヤルゼリーが含有されています。
ロスミンローヤルの値段はまとめ買いをすると1瓶4,800円になります。1日分の価格に治すと、160円。1本225円のアルフェネオよりも断然お得です。錠剤ですから飲みやすいというメリットもあります。
他の美容効果は必要ないからとにかくシミ消し!ということであればミルセリンホワイトがいいでしょう。アルフェホワイトよりも成分の含有量が多く、価格も安価です。まとめ買いで1瓶2,000円になります。1日の価格は87円。かなりお得です。
シミを消す薬はここで紹介した以外にも色んな商品があります。そちらは人気のシミを消す薬ランキングで詳しく紹介しています。
ロスミンローヤルの紹介はこちら
ミルセリンホワイトの紹介はこちら
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